宮崎市のMANGO株式会社は、デジタルマーケティング事業を中心に手掛けるセプテーニグループ(東京)のグループ企業です。2009年の設立以来、デジタル広告の運用や配信のセッティング、広告効果のデータ集計などを行っています。宮崎にいながら、デジタル広告の最先端の仕事をしているMANGOの若手社員を2回シリーズで紹介します。
人生で何を優先するか
留学が転機に
学生時代、就職は東京で…と思っていました。考えが大きく変わる転機になったのは、在学中のカナダ留学。1年間さまざまな経験をする中で、私はどこで・何をしたいのかを真剣に考えました。就職を考える上で、私が優先したことは、「プライベートを充実させられるか」と「楽しんで働く姿がイメージできるか」の2つ。東京でなくても、生まれ育った宮崎でこの2つを実現できそうだと思い、地元企業に絞って就職活動を始めました。その中で、MANGOの座談会に参加する機会があり、学生に対して親身になって話をしたり聞いたりしてくれる担当者の姿勢に感動してしまって。会社見学にも参加し、社員の人たちと接するうちに、ここで楽しく働く自分の姿がイメージできたので、迷わず採用選考を受けました。
入社2年目の尾﨑さん。入社前に抱いていた会社のイメージとほとんどギャップはないそう
目標に向かって奮闘
達成感もひとしお
私が所属するコンサルティング課は、デジタル広告の運用が主な仕事です。例えば、商品をたくさん売りたいという広告主様のご要望に対して、どんな人にどのような広告を配信するかを提案します。それをもとに運用を行い、その結果どのような効果があったのかを分析、さらに改善するという流れです。リアルタイムで数字が出るので、日々緊張感を持って取り組んでいます。一人で行き詰まったときは、どの先輩に相談しても親身になって一緒に考えてくれるので、安心して仕事ができる環境です。東京のスタッフとは、メールやWeb会議、電話などでやり取りをするのですが、直接会うことがないからこそ、丁寧なコミュニケーションを心掛けています。そうして信頼関係を築き上げてきたぶん、目標が達成できたときは本当にうれしいです。
MANGOでは、新入社員に対して1年間、先輩社員がトレーナーとして付き、仕事をサポート。今年は大学の後輩が入社し、尾﨑さんがトレーナーの立場に
多くの人を笑顔にしたい
自分ができること
現在はコロナ禍で在宅ワークも多いため、まだ話をしたことがない社員もいます。なので、もっとみんなが気軽に話せる場があればと、社内のコミュニケーションツールに新入社員の奮闘ぶりを書いた「週報」をアップしたところ、部署を超えて多くの反響がありました。MANGOを盛り上げるために自分ができることは何か。これからもいろんなことにチャレンジして、多くの人を笑顔にできたらと思っています。楽しく仕事をする一方で、休日は趣味の陶芸を存分に楽しんでいます。就職活動中に考えていた2つの優先事項が実現し、充実した日々を送っています。
留学中、オーロラを見にイエローナイフへ行ったときの1枚(写真左)。陶芸歴は1年余り。今年中に自宅用の電気窯を買うのが目標
尾﨑穂波(おざきほなみ)
【プロフィール】
平成8年生まれ、宮崎市出身。宮崎公立大学卒業。
令和2年4月入社。コンサルティング課所属。
MANGO株式会社
【会社概要】
業種:情報通信業
設立年月:平成21年10月
所在地:宮崎市広島2-5-16 興亜宮崎ビル1F・6F
公式ホームページはこちら
20do企業図鑑はこちら