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2019.09.19

対談

ランタンナイトの灯の下で Vol.3

盛夏の夜空の下 若者が熱く語る!

5人中2人が宮崎で働きたい!
と考える理由がカッコいい!

榎木田 では次に「しごと」についてお聞きしたいと思います。今、働いている人は?
石神・藤山 はい。バイトとかしています。
榎木田 県内で働きたいと思っている人は?
坂元・藤山 はい。
榎木田 県内で働きたい理由は?
藤山 最初はYUMEZAKIに誘っていただいて、モデルとして出させていただいたんですけど、そこからYUMEZAKIフェスティバルというイベントにも関わることになりました。YUMEZAKIが「宮崎を盛り上げたい」といろいろな活動をしていて、その活動にめちゃめちゃ共感して。これからYUMEVAKOというお店で働くのですが、ここで自分も宮崎を盛り上げていきたいと思っています。

橘通りの喫茶店「ウルワシ」の上に、8月にオープンした「YUMEVAKO」。ステージや花道があり、「みんなで“夢をいいね”する」をコンセプトに、さまざまな夢をもったスタッフが働く新感覚のエンターテイメントバー。

榎木田 まちを活性化して、まちが元気になるというのはどんな喜びがありますか?
藤山 若者たちが外に出たりとか、交流がたくさん生まれると思います。やっぱり活性化するには若者が大事かなと。
榎木田 若い人たちに喜んでもらえるようなきっかけを作りたい?
藤山 はい。作りたいです。
榎木田 坂元くんはどうして宮崎で働きたいの?
坂元 そうですね、けっこう地元愛が強くて笑。産経大で法律の勉強とダブルスクールで公務員の勉強もしているので、地方公務員になって地元を盛り上げたいなと。
榎木田 公務員って何が魅力?
坂元 地域に貢献したいなという思いがあって。
石神 地元愛を胸張って言えるって、かっこいいですね!
全員 うんうん。
榎木田 県内で働くことによって、気がかりなことはありますか?
坂元 県外のこととか、その土地に住まないと分からないことがあるので、知らないままでいいのかなと思ったりします。いろんな考え方に対して、自分と温度差があるんじゃないかと。
榎木田 じゃあ、一回、宮崎を離れて暮らしてみたいとか思ったりする?
坂元 はい。ちょっとは考えますね。
藤山 若者が今どう思っているのかが気になるので、みんなの意見が聞きたいというのはあります。自分は宮崎を盛り上げたいと思っているけど、ほかの若者たちがどうしてほしいのか、いろんな意見やニーズが聞きたいです。

8回目となる「YUMEZAKIフェスティバル」は12月1日(日)に開催。ミスコンテスト・ミスターコンテスト・ティーンコンテストなど、宮崎の若者たちが中心となって作り上げる参加型のファッションイベント。

宮崎に対する思いはあれど
都会の便利さも味わいたい

榎木田 県外での就職を希望している3人に聞きます。具体的にどこでどうしたいというのはありますか?
村岡 自分は車関係の仕事に就きたいと思っていて、設計をやりたいんですけど、県内だと製造ラインの工場ばっかりで。設計となるとやはり都会が多いから、結果的にそっちになってしまうのかなと。それに自分が今までずっと宮崎で過ごしてきたので、外の世界を見てみたいなという気持ちもあります。
榎木田 将来的に、宮崎に帰ってきたいなと思う?
村岡 帰ってこれるんだったらそれもありかなと思います。県内に設計仕事があれば、宮崎で仕事をするという選択肢も出てくるのかなと思いますけど。
榎木田 手塚さんはどうですか?
手塚 関西や福岡など都会での就職を考えています。いろんな文化にもすぐ触れられるし、京都に住んでいたら片道3,000円とかでバスで東京にもすぐ行けたりするので。大阪・神戸とかも片道1,000円以下だし、やっぱり便利ですね、すごく。だから都会に住みたいです。
榎木田 宮崎に帰ってきたいなと今は思わない?
手塚 60歳代とか、シニアライフを宮崎でとは思います。
榎木田 若者で宮崎を盛り上げたいという人がいる一方で、60歳過ぎたら帰ってきたいという人もいて笑。その頃はイケイケのまちになってるかもしれない笑。
石神 私は芸能活動をしているので、都会に行きたいという気持ちはあります。一度海外に出て分かったのは、経験して初めて分かることもあるということ。いろんな経験をするために、宮崎を出たいと思っています。
榎木田 帰ってくるきっかけとかタイミングって何だろう?
石神 う~ん。仕事が落ち着いたらとか?やっぱり宮崎にいると心が落ち着くから…。
榎木田 みなさん、そういう心の安定はありますか?
全員 (うなずく)
藤山 絶対あると思います。
榎木田 この年齢でそういう気持ちがあるということは、小さい頃からの宮崎での暮らしがとても楽しかったってこと?
石神 そうですね、なんだかんだ言って楽しかったです。
全員 (うなずく)

左上から時計回りで手塚さん、石神さん、榎木田アナウンサー、村岡くん

なくてはならないスマホ
テレビも新聞も見ないらしい…

榎木田 では次のテーマ「SNSについて」。皆さんはどんな感じでやっていますか?
藤山 今はインスタグラムをメインでやっています。
榎木田 やっていない人は?
村岡 はい。
榎木田 なぜ?
村岡 周りの友達を見ていると、SNSを始めてしまったら、みんなそればっかりになってしまっていて。それがすごくイヤで。友達から送られてきたりすると見たりはしますが、わざわざ自分からチェックしようとは思わないです。
榎木田 じゃあスマホをいじっている時間は少ないの?
村岡 いや、自分が興味があることは積極的に調べますし、情報ツールとしては使っています。だけど自分から発信はしないですし、どこで誰が何をしているとかも興味はないです。
榎木田 SNSをやっている人は、毎日更新しているの?
藤山 毎日更新はしていないですけど、1日1回は絶対に開くかな。
榎木田 どういうことをアップしているの?
石神 自分を表現する一つのツールとして使っています。どうやって自分をアピール・発信できるだろうと考えた時に、インスタとかのSNSが手っ取り早いし、分かりやすく伝えられると思うので。だから私のインスタはけっこう自分がいっぱいいます笑。
榎木田 自分大好き!みたいな笑
石神 大好き!っていうアピールではなく、自分いますみたいな。

石神さんのインスタより(_._junna_)。「YUMEVAKO」で働きながら、モデルなどの仕事もこなし芸能界を目指してがんばっている。

榎木田 でもそういうものだよね。手塚さんはやっています?
手塚 はい、インスタのストーリーズにどうでもいいようなことをアップしています。
榎木田 あれは何?見てほしいってこと?
手塚 いや自己満足です。ストーリーズは1日で消えるので、手軽にアップできますし。
坂元 自分も思っていることを伝える手段として使っています。
榎木田 自己満足というよりはセルフプロデュース(自己演出)かなと思う。SNSの影響力は果てしないなと感じています。私はテレビ局の人間なので興味があるんですけど、テレビ見ます?
石神・坂元 あんまり見ないです…。
榎木田 大学生とかテレビを持っていない人もいるんでしょ?
村岡 けっこういますね。スマホがあるからYouTubeなどで見ることができるし。
榎木田 じゃあ新聞は?
全員 読まないです。
榎木田 取っている人は?
全員 (首を横に振る)
榎木田 えー!びっくり…。新聞を手に取ることもないんだ。若い人たちは、必要な情報や世の中の流れなんかはネットで取りに行くという感じなんですね。

 

Vol.4へ続く。。。