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2020.12.23

対談

宮崎の中心で地元愛を叫ぶ! Vol.1

※このトークセッションは、12月6日に開催されたものです。宮崎市の成人式は、12月18日に開催見送りが決定しました。しかし、成人式実行委員のこれまでの奮闘ぶりについて、皆さんの記憶に留めておいてもらえればと思い、トークの内容をそのまま掲載します。

 

コロナに負けない!
前向きに暮らす若者たち

 中心市街地にあるコワーキングスペース「ATOMica(アトミカ)」で「20doトークセッション」が開催されました。メンバーは、来年の成人式実行委員を務める男女4人。コーディネーターにフリーパーソナリティーの児玉真美さんを迎え、宮崎市に暮らす若者のリアルを語り合いました。熱いトークを2回にわたってお伝えします。

メンバー

コーディネーター

児玉 今日はお集まりいただきありがとうございます。早速ですが、このコロナ禍で皆さんの生活はどのように変わりましたか?
永山 大学がオンライン授業になったので、家から出ることが少なくなりました。でも元々インドア派なので、あまり変化はないです。

高校時代は合唱部に所属し、3年間「NHK全国学校音楽コンクール」に出場した永山くん(画面中央)

佐野 大学に行かなくなったので、みんなと顔を合わせる機会が減ってさびしいです。実家から片道1時間かけて大学に通っていたのですが、通学時間がなくなった分、ゆとりある生活になりました。

なかなか会えない大学の友達との貴重なショット(左から2番目が佐野さん)

永野 私もです。朝に余裕が生まれました。オンライン授業で分からないところがあると、友達とLINEでやり取りをしたりしています。外出しない分、SNSを使って好きなゲームやアニメについて発信することが多くなり、県外の友人が増えました。

見ているだけで癒やされる、永野さんが作ったハーバリウム

前田 父が在宅勤務になったので、家族5人で食卓を囲むことが多くなりました。家族と話す機会が増えたので、けんかも多くなったけど、悪いことばかりじゃないなと思っています。

前田さんの20歳の誕生日に、仲良しの弟と妹と。仲の良さが伝わる1枚

児玉 こんな大変な状況でも、皆さん前向きに生活しているんですね!安心しました。

SNSを駆使し
メンバー奮闘中!

児玉 皆さんは各地区の成人式実行委員ということですが、どんなきっかけで委員になったんですか?
前田 私は、地区の方から「やりませんか?」と声を掛けられたのがきっかけです。「はい」と答えたら、「じゃあまず5人ずつメンバーを集めよう」と笑。LINEを使って、中学校の同級生に声掛けをして、一緒にやってくれる人を探しました。結局5人は集められなかったんですけれど。
永山 友人から誘われて、軽い気持ちで引き受けました。自分もメンバー集めからのスタートだったのですが、なかなか集まらなくて。成り行きで実行委員長をしています。人数が少ないうえに、パソコンを使える人がいなかったりして、なかなか大変です。
児玉 手伝ってあげたいー!永山くんのほかに実行委員長をしている人は?
前田 はい。
児玉 準備は順調ですか?
前田 役割分担がはっきりしているので、ほとんど準備は終わりました。ただスライドショーの写真が集まらなくて苦労しています。
佐野 私と永野さんは住吉地区のメンバーです。中学校で生徒会をしていた人が実行委員をするという慣習なので、やるつもりでいました。メンバー集めはSNSで募集したら反応がありました。スライドショーの写真も、SNSで呼び掛けたら意外と集まりました。
児玉 コロナの関係もあって、メンバーが集まって打ち合わせをするのも大変だったのでは?
永野 そうですね。でも県外にいるメンバーとは、Zoomを使って話をしたりしました。
児玉 なるほど。コロナ禍ならではの方法ですね。
永野 とても便利なのですが、オンライン上で話すと、相手の視線が気になったり、発言や相槌のタイミングが合わなかったりすることもあって。実際に会って話すのとはずいぶん勝手が違いました。
児玉 そうか。離れていても同じ時間に顔を合わせることができるメリットもあれば、気を使ってしまうデメリットもあるんですね。

左上より時計回りで永山くん、永野さん、佐野さん、前田さん

思いは一つ!
記憶に残る成人式に

児玉 今回の成人式は、コロナの感染拡大防止のために、いろいろと制約がある中で開催されるようですね。
永山 来賓も人数が制限され、家族の出席は不可。新成人しか会場に入れないようになっています。
永野 集合写真を撮らないとか、毎年恒例の地区の人たちによる振る舞いも中止になりました。
佐野 規模縮小となる中でも、尽力してくださる人がたくさんいるので本当にありがたいです。
児玉 どんな成人式にしたいですか?
前田 同級生は200人いるのに、間隔を空けて座らないといけない関係で、会場には180席しか設けられないんです。ちょっとさびしいのですが、そんな中でもみんながほっこりしたり、クスッと笑ったりできるような成人式にしたいです。
永野 10年後、20年後にメンバーと成人式を振り返った時に、「コロナで大変だったけど、がんばってよかったね」と笑いながら話せるといいなと思います。
永山 出席者全員が、昔を思い出して「あの時はこうだったねー」と言い合えるように、スライドショー作りをがんばります。
佐野 成人式のために、たくさんの方が協力してくださったので、感謝の気持ちを持ちながら臨みたいと思います。
児玉 本当に開催できることに感謝ですね。いい成人式になるよう願っています。


UMKテレビ宮崎の取材が入る中、児玉さんの楽しい進行で場も和み、活発に意見が交わされた

Vol.2へ続く。。。