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しごと

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2022.04.04

歯科衛生士

宮崎歯科技術専門学校

専門性とやりがいが魅力
資格取得に向け猛勉強中

 高校生のとき歯科医院で職場体験をし、生き生きと働く歯科衛生士の姿に魅力を感じたという川口さん。「私にも優しく指導してくれたことがうれしくて。『国家資格だから日本中どこでも働けるよ』と母に勧められたことも決め手になりました」。後藤さんは短大を卒業したあと、一度就職したのだとか。「歯科衛生士の友人が車のナンバーを『6480(むしばゼロ)』にするほど仕事に燃えている姿に驚いて、どんな職業なのか調べました。専門性が高くやりがいを感じられそうなところに惹かれ会社を辞めて専門学校に入学しました」。

左から後藤さん、川口さん。「むし歯や歯周病の予防処置や診療補助のほか、カウンセリングや保健指導も大事な役目です」(川口さん)

全身の健康維持に必要な
歯科診療

 歯科衛生士科では3年間(歯科技工士科は2年間)、必要な知識と技術を学び、卒業時に国家試験受験資格を取得できます。「学校で受ける講義や実習のほかに、歯科医院などでの臨床実習もあります。臨床実習のときは技術だけでなく患者さんへの対応や礼儀なども学びます」(川口さん)。「口腔内の状態が全身の健康に関わることを授業で知り、この仕事の重要性を感じました。患者さんへの食事指導を行う場合もあるので、栄養学の授業もあります」(後藤さん)。

実習室の様子。歯の型取りを練習中。入院患者の口腔ケアを学ぶため、総合病院にも臨床実習に行くそう

患者さんに寄り添い
共感できる歯科衛生士に

 2人に今の意気込みを語ってもらいました。「患者さんの痛みや不安に共感できる歯科衛生士を目指します」(後藤さん)。「不器用な私ですが、目標に向かって頑張っています。就職や進学で悩んでいる人には、まずは挑戦することが大事だと伝えたいです」(川口さん)。近年、高齢化や予防歯科への意識の高まりで、歯科衛生士の需要が増えています。今年は卒業生に対して県内からの求人数が約3倍(※)という人気ぶり。結婚、出産後も復職しやすく、自分のライフスタイルに合わせた働き方を選択できる仕事といえそうです。

「仲間といることが楽しくて。誰かが落ち込んでいるとみんなで励ましてくれます」(後藤さん)
(※)宮崎歯科技術専門学校令和3年度歯科衛生士科実績(令和4年3月16日現在)

 

宮崎歯科技術専門学校
所在地:宮崎市清水1-12-2
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